まゆから真綿布団ができるまで その2
2024/07/15
こんにちは。
『ねむりの森ミカワヤ』の店長ブログをご覧下さいましてありがとうございます。
今回は、前回ブログ『真綿布団ができるまで』の続きです。
乾燥させた角真綿は次の作業を行う工場へ運ばれます。
次の作業では、2人で角真綿の端と端を持って薄く引き伸ばして重ねていきます。
この作業を手引き(手挽き)と呼びます。
1kgの真綿布団を作るのに手引き作業が約300回必要です。
台を挟んで両側から手引きするのですが、2人の息が合わないときれいに伸ばせません。
手引きする工場では経営者ご夫婦で作業する事が多いそうです。
仕事にならなくなってしまうので夫婦喧嘩できませんね。。。
私も手引きをしてみましたが、手元が分厚く真ん中が薄くとムラができてしまいました。
この作業を実際やってみると分かるのですが、長時間やると腰にきます!
そして絹糸は細いけど糸切れしにくく丈夫です。
ですので真綿を強く横に引っ張りつつ引き伸ばしていく動作は腕の力と背筋が鍛えられます!
手引き工場のご夫婦がスリムで健康的なのはこの作業で鍛えているからなのでしょうね。
つくづく大変な仕事だなぁと実感しました。
手引きされた真綿は時間とともに厚みが落ち着き、一旦吊るして保管されます。
その後、表生地に仕立てる工場へ運ばれて行きます。
生地に包まれて縫製されたら出来上がりです!
今では機械引きの真綿布団も作られています。
でも何回も薄く引き伸ばす手仕事には敵いません。
手引きの真綿布団の方がふわふわ感が断然良い!
薄いシルクの層がランダムに重なりミルフィーユ状になっているのです。
手引き真綿のふわふわ~な肌触りは使った人にしかわからない心地良さです。
次回のブログでは真綿布団についてもう少し話しようと思います。
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