日本の伝統技術　近江真綿の工房に見学に行きました

本日もねむりの森ミカワヤの店長ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
先日、滋賀県米原市の近江真綿工房『山脇源平商店』さんを訪れました。
真綿（まわた）と聞くと綿わたの事と思われる方も多いのですが、絹わたの事を指します。
絹の近江真綿布団を当店でも昔から取り扱っておりまして、今回機会があり製造元の工房を
視察することができました！

ずっと行ってみたいと思っていたのでとても有意義な視察旅行でした。

真綿工房『山脇源平商店』さんは１７５０年頃に彦根藩よりお墨付きを頂いた事もある、
歴史と伝統ある工房です。
1700年頃から幕府各藩が養蚕を奨励し、養蚕農家が増えて富を増やしてきたそうですが、
時代とともに減り、今では米原市で真綿を製造しているのはこちらの1件のみとなります。
日本伝統技術『真綿布団』も風前の灯火！当店でも真綿布団を皆様にご紹介して、
お使いいただくことで応援していこうと思います。
 

現地を訪れてまず見学させてもらったのは、工房の周辺にある広大な桑畑です。
絹の原料になる繭玉を作るお蚕様のご飯が桑の葉なのです。

整然と植えられた桑畑の緑の美しいこと！
清々しい風が桑の葉を揺らしていく風景が日本の原風景を見たようでした。

当店のある千葉県東金市も昔は養蚕農家が多くあり、桑畑がそこここにあったそうです。

次回のブログではお蚕様が作った繭玉がどのように真綿布団になっていくのかを
お話しようと思います。

当店は千葉県東金市の寝具専門店です。
下記エリアからもアクセス便利で多数ご利用いただいております。
山武市　大網白里市　茂原市　八街市　千葉市　成田市　横芝光町　八日市場市
店前に駐車場スペースあります。